連休中、1泊で熊本の実家へ帰省してきました。
実家の近くには、父の畑と母の花畑があります。
畑には立派な夏野菜がたくさん実り、花畑には色とりどりの花がきれいに咲いていました。
土に触れ、野菜や花を育てることが、両親の日々の楽しみになっています。
ただ、この暑さの中での作業は、やはり熱中症が心配です。
両親は元気ではありますが、もう80歳前後。自分たちの体力を少し過信しているようにも感じます。
とはいえ、好きなことを我慢してもらうのも違う気がして、少しでも涼しく作業ができるように、見た目もよく、両親に似合いそうな空調服を贈りました。
もちろん、空調服を着ていても、作業は早朝か日が沈んでからにしてね、と伝えています。
これからも無理をせず、好きなことを楽しみながら、元気に過ごしてもらえたらと思います。
さて、今日は「マイナス感情との向き合い方」について書いてみたいと思います。
人には感情があるため、日々いろいろな気持ちが自然に湧いてきます。
嬉しい、楽しいといった感情は受け入れやすくても、悲しさや怒りなどのつらい感情は、どう扱えばよいのか悩むことも多いのではないでしょうか。
つらい感情を自分の中に閉じ込めて、苦しくなってしまう人もいます。
反対に、感情を抑えきれず、そのまま外に吐き出してしまい、相手を傷つける言葉や攻撃的な態度につながることもあります。
では、強く湧き上がった感情を、どのように扱えばよいのでしょうか。
誰かの言葉や出来事に強く反応したとき、自分の心の中に、反応する何かがあるのかもしれません。
例えば、
「分かってもらえなくて悲しかった」
「受け入れてもらえなくて寂しかった」
「大切にしてもらえなかったように感じた」
という過去の心の傷が反応していることもあります。
また、「普通はこうするべき」「こうしてくれるべき」という、自分の価値観や思い込みが関係していることもあります。
もちろん、相手の言動に問題がある場合もあります。
そのうえで、自分の心の中で何が起きているのかを見てあげることが、感情に振り回されないための第一歩になります。
感情が大きくなったときは、まず自分の気持ちを言葉にしてみましょう。
「私は、分かってもらえなくて悲しい」
「そんな言い方をされて、腹が立った」
「本当は、大切にしてほしかった」
怒りの奥には、悲しさ、寂しさ、悔しさ、不安などの感情が隠れていることがあります。
「本当は、してもらえなかったことが悲しかったんだな」
「否定されたように感じて、寂しかったんだな」
と、自分の本当の気持ちに気づいてあげることが大切です。
自分が自分の気持ちを理解し、言葉にするだけでも、心は少しずつ落ち着いていきます。
相手と分かり合いたい気持ちがある場合は、自分の本音を伝えてみましょう。
「私は、あの言い方をされて悲しかった」
「次からは、こうしてもらえると嬉しい」
このように、相手を責めるのではなく、「私はどう感じたのか」「どうしてほしいのか」を伝えることで、相手にも気持ちを理解してもらいやすくなります。
ただし、感情に飲み込まれているときに、無理に話し合う必要はありません。
冷静に伝えられないときや、感情のままにトゲのある言葉をぶつけてしまいそうなときは、いったんその場を離れても大丈夫です。
自分の気持ちと向き合い、本音を理解し、少し落ち着いてから相手と話すことで、自分の思いを伝えやすくなります。
同時に、相手の気持ちを受け止める余裕も生まれてきます。
これを繰り返していくと、自分の本音に早く気づけるようになり、その場で落ち着いて伝えられることも増えていきます。
自分も相手も大切にした関わり方が、少しずつできるようになっていきます。
過去の心の傷が多かったり、深く傷ついた経験があったりすると、日常のさまざまな出来事に反応しやすくなることがあります。
小さな出来事にも大きく心が揺れたり、感情を抑えられず苦しくなったりすることもあるでしょう。
そのようなときは、無理に一人で解決しようとしなくても大丈夫です。
カウンセリングでは、
「なぜ、こんなに苦しくなるのだろう」
「この感情は、どこから来ているのだろう」
ということを、一緒に丁寧に見ていきます。
苦しさの原因に気づき、これまで閉じ込めてきた感情を少しずつ解放していくことで、強く反応することが減り、落ち着いて自分の気持ちを伝えやすくなっていきます。
感情をなくすのではなく、感情に振り回されず、無理なく自分も相手も大切にしていけるようにしていきましょうね。
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今日も読んでくださってありがとうございます。
あなたの毎日が、少しでも優しい気持ちで包まれますように