2週間ほど前に、マイケル・ジャクソンの映画を観ました。
そこから、マイケルジャクソンの動画を色々見てみたのですが、
歌やダンスのパフォーマンス、ステージで見せる圧倒的な存在感はもちろんですが、
インタビューで語られる言葉や、素の表情に触れる中で、
人の心を動かす魅力について、あらためて考えるきっかけになりました。
ここでは、その映画を通して感じたことを、心理的な視点から少しお話ししてみたいと思います。
今回は、
「相手に感じる心の反応は、自分の心の中に反応する何かがある」
というお話です。
私たちは時々、
「あの人、素敵だな」
「なぜか気になる」
「なんだか苦手」
「あの人を見ると、ざわざわする」
そんなふうに、誰かに心が反応することがあります。
その人が持っている魅力や、反対に嫌だと感じる部分を、まるで相手から与えられているように感じることもありますよね。
けれど実は、その人を通して、自分の中にある何かが反応していることも多いのです。
たとえば、誰かを「素敵だな」と感じる時。
それは、自分の中にもある同じようなものが、相手を通して共鳴しているのかもしれません。
マイケルでいえば、
自分をもっと解放したい。
自分を表現したい。
才能を発揮したい。
自分の存在を表したい。
誰かの心に届きたい。
認められたい。
優しさ。
愛の大きさ、深さ。
そんな思いが、自分の中にもあるからこそ、彼の姿に心が震えるのかもしれません。
もちろん、反応するポイントは人それぞれです。
マイケルは多くの人の心に響くものを、たくさん持っている人なのだと思います。
歌やダンスにも、彼の内側がそのまま表れているように感じます。
そして、彼の光の部分だけでなく、影の部分に心が反応する人も多いのではないでしょうか。
自分を生きたいのに生きられない葛藤。
自由でいたいのに、自由でいられない苦しさ。
周りから人生をコントロールされる感覚。
孤独。
誤解される苦しみ。
自己犠牲。
注目されることの責任や圧。
見られる存在としての自分。
そういったものを抱えながらも、人や環境のせいにし続けるのではなく、自分の人生を前へ前へと動かしていく。
そんな姿にも、心を揺さぶられます。
マイケルの光の部分も、影の部分も、きっと多くの人の中にあるものだからこそ、たくさんの人の心が動くのだと思います。
心の共鳴は、深くて、心地いいものです。
そしてこれは、素敵だと感じる人だけではありません。
嫌いな人、苦手な人に対する反応も、実は自分の内側を教えてくれていることがあります。
本当は自分もそうしたい。
本当は自分もそうありたい。
本当はそれを欲しいと思っている。
けれど、自分には許していなかったり、我慢していたり、律していたりする。
そんな時、相手がそれを自由にしているように見えると、心がちくちく反応することがあります。
また、自分の中にある傷ついた経験や、過去のつらかった記憶が刺激されて、相手に強く反応してしまうこともあります。
こちらの反応は、心地いいものではないかもしれません。
でも、自分の内側と丁寧に向き合っていくと、その反応は少しずつ薄れていくことがあります。
人に嫌な気持ちを向け続けるよりも、
「私は本当は何を感じているんだろう」
「私は本当はどうしたいんだろう」
と見ていくことで、自分の生きたい人生をつくるヒントに変えていくことができます。
だから、素敵なあの人も、嫌いなあの人も、自分自身を教えてくれる存在でもあるのだと思います。
その人を通して、自分の中にあるものを深く見ていくと、より自分を知ることができます。
抱えている心の傷や、いつの間にか身につけてきた偏った価値観に気づくこともできます。
自分ひとりでは、自分がどんな人なのか、なかなかわからないことがあります。
でも、他人がいるからこそ、自分を知ることができるんですよね。
カウンセリングでも、人や出来事への心の反応を通して、自分を知り、癒し、整えていくことができます。
向き合うたびに、少しずつ心は軽くなっていきますよ。
ご自身の事で悩んでいる方
ご家族の事で悩んでいる方
自己肯定感を高めていきたい方
いつでもご相談くださいね
今日も読んでくださってありがとうございます。
あなたの毎日が、少しでも優しい気持ちで包まれますように