小学校高学年くらいからは、少しずつ、手を離して目を離さず、で、
「自主自立に向けての子育て」をより意識していきましょうね
親がいつまでもそばにいられるとは限りません。
親が側にいなくても、自分で考えて自分らしく行動していけるよう、
困った時には、誰かに助けを求めることができるよう、
そんな大人に育てる事が、本物の愛情です。
私自身、親と教師は絶対!という中で育ち、
自分というものが完全に確立されないまま、高校生で親元を離れ寮に入り、かなり戸惑う経験をしました。
けれど、親がちゃんと手を離してくれたお陰で、自由を経験し、自分で考えて行動し、自分を知るという事を身につける事ができました。
けれど、それらを得るまでに悩みや葛藤もあり、かなり時間もかかったので、
やはり、親元にいる時からそう導いてもらえたら、自分らしい人生をつくっていくのに、近道だったと思います。
(今は、その悩みや葛藤が、今のお仕事にかなり役立っているし、それさえも愛情だったと感謝に変わってます)
なので、親の見栄やエゴは外して、コントロールも手放して(無意識の場合もあります)、
そのままの子どもさんをみてあげて、尊重してあげましょうね!
親が、こう育てたい!ではなく、
子どもさんが何が好きで興味があるのか、子どもさんの特性をしっかりみてあげて、良さを伸ばしてあげてください。
子どもさんが、どう思い、どうしたいのか?を大切にされてくださいね
そして、できる範囲でできる事からでいいので、少しずつ、いろんな事に挑戦させてあげてください。
人と比べる事なく、子どもさんが、無理せず、ちょっと頑張ればできる事でいいですよ。
(これは、子どもさんがやりたくない事を無理にさせる事とは違いますよ)
子どもさんの、どんな自分でも受け入れてもらえた、
という根本的な自己価値を育て、
自分でできた!という成功体験を積ませてあげて、
自分である事の自信をつけさせてあげましょうね