カウンセラーの谷村美枝(たにむら みえ)です。
人からはよく「やわらかい雰囲気ですね」「いつも笑顔で優しそう」と言っていただきます。
自然や動物、子どもたちが大好きで、カフェでのんびりしたり、映画やお芝居を観るのも好きです。趣味でオカリナも吹いています♪
見た目は穏やかに見られることが多いですが、実はけっこう行動派なところもあって、学生時代は陸上に打ち込み、陸上部で走り回っていました。
水泳も習っていたことがあり、体を動かすことは昔から好きでした。
昔から、心が通い合う人たちと過ごす楽しくにぎやかな時間も、ゆったりと深い話ができる時間もどちらも好きでした。
そして今は、それに加えて、ひとりでカフェに行ったり映画を観たり、自分のペースで過ごす時間もとても大切にしています。
やっぱり、こんなふうに“いろんな私”が共にあるのが、一番自分らしくてしっくりくるように思います。
「悩みなんてなさそう」「いつも楽しそうに見える」と言われることもありますが、私にもいろんな葛藤や迷いの時期がありました。
幼い頃から、両親の愛情をたくさん受けて育ちました。
でもその一方で、「こうあるべき」「理想の子に育ってほしい」という期待も大きく、厳しいしつけや教育を受けてきました。
小学校3年生からは勉強と習い事に追われ、「褒められるためにがんばる」という感覚が当たり前になっていました。
進路も親の希望通り。高校入学を機に寮生活が始まり、突然、親の管理から離れた自由な世界に放り出されました。
そこから、「私は本当はどう生きたいの?」という迷いがあふれてきました。
この頃から、心や感情の仕組みに興味を持ち、少しずつ自分の内側と向き合い始めたのが、今の原点になっています。
結婚後、自分の子どもが転校をきっかけに学校へ行けなくなったことがありました。
「どうにか登校させたい」と焦る気持ちばかりが先立ち、私自身もとても悩みました。
いくつかのカウンセリングにも相談してみましたが、話を聴くだけで終わることが多く、なかなか前に進めずにいました。
それなら私が学ぼう――そう決意して、心理学やカウンセリングを本格的に学び、資格も取得しました。
「そのままのあなたでいいよ」と子どもに伝え続けながら、心の仕組みや考え方を少しずつ伝えていくことで、少しずつ子どもは元気を取り戻していきました。
それと同時に、私自身の考え方や関わり方も変わっていきました。
今では、子どもも自分の気持ちを大切にしながら、自分で考えて行動できるようになり、毎日いきいきと過ごしています。
20代の頃、特別支援学校で出会った筋ジストロフィーの生徒たちとの時間も、私の人生を大きく変えてくれました。
限られた命の時間を知りながら、それでも明るく「今」を生きる子どもたちの姿。
そのひたむきな生き方に、胸を打たれました。
「私はどう生きたいのか?」
そう深く問いかけられた、人生の先生のような存在でした。
ここまで、いろんな経験や葛藤、そして学びがありました。
だからこそ今、悩みの中にいる方や、苦しさを抱えている方の力になれたらと思っています。
私自身の経験と、学びを重ねた知識を活かして、少しでも「心が軽くなるきっかけ」になれたらと願い、
このカウンセリングルーム
虹の輪っか ~nijinowakka~ を立ち上げました。
あなたがあなたらしく、自分を大切にしながら生きていけるように。
心がほっとゆるむ時間を、ここでご一緒できたら嬉しいです。
平成11年 福岡教育大学教育学部 卒業
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●Counseling Room
「虹の輪っか~nijinowakka~」
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土曜日
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